TICSについて

認知症の検査として
MMSEが有名であるが、
視覚障害者や文字の書けない人では実施できない部分があり、
また対面した面接で行うという制限もある。

TICS(The Telephone Interview for Cognitive Status)
は電話で認知症のスクリーニングテストをするために開発されて、
1988年に開発されて、そのご世界各国で使われて、データの集積がある。

日本語版はTICS-Jで時間は約10分、病院に来なくても電話で済むし、
寝たきりの人にも実施できる。

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さて、このようなテストは当然あるのだが、
電話の向こうはどんな環境なのか、テストする人はあれこれ考える。

一番大切なのがテストを受ける人のやる気と集中力である。
目の前に何か気になるものがあったり、
体の痛みで集中できず上の空で返答していたり。

私などは日付をすぐに忘れるといつも間違えるので
問題ありとされてしまうだろう。

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やはり年に一度くらいは画像診断もして、
診察室できちんと集中してチェックを受けた方がいいと思う。

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認知症がどのくらい進んでも人は生活できるかという問題もおもしろいと思う。
田舎の住み慣れた景色の中であれば、まあまあ暮らせるのではないか。
都会の駅を歩いたり買い物をしたりとなると複雑な部分もあるので少し難しくなるかもしれない。

車の運転と認知症はどうだろう。
どの程度まで進行していたら禁止するのか、しないのか。