生活支援定額給付金はある党の強い意向で実現の運びとなった。
その党は生活保護者の多くと関連していて、という話も、ある。
言うことを聞かなければ生活保護を切るというような脅しもある。
一年分を党に納めておけばその後は安楽に暮らせるとか、
選挙の時には大挙して住民票を移すとか、
そんなあり得ない話がついて回る損をしている党である。
最初は税金の戻しでやろうとしたが、法律が間に合わないと分かった。
選挙前に早くやらないと意味がないという。なんだよそれ。
景気対策でも何でもないわけだ。
そこで給付金ではどうかということになった。
その定額給付金であるが、麻生さんは全世帯にと発言した。
与謝野さんは生活支援が必要な全世帯と言い直した。
そして1000万円とか1500万円とかの数字が出てきて、
そのときに小室氏のとてつもない収入と詐欺の話が出て頭が悪くなった。
所得がいくらかということをいちいち確認するのかどうか。
個人情報をその目的に使えるという法律を通さないといけないという技術的な問題がある。
世帯の年収といっているので、合算する必要があるが、役所のコンピュータは個人ごとの管理であるから、またしても手間がかかる。地域振興券の時に苦労したそうだ。
窓口で手渡すとなればまた膨大な手間がかかる。
これはみんな地方公務員がやるのか。
そのあとで所得の自己申告でどうかとの話。
高額所得者は自発的に辞退して欲しいとのことだ。
思わぬ展開に驚く。
ついでに麻生首相は整備局、農政局の廃止を指示したとのこと。
農水大臣も国交大臣も話は聞いていないと答えるのみ。
その後廃止から後退して統廃合という言葉になった。
すでに旗色悪し。
総選挙で世論に承認されたと言い張るしかないのだろう。
道路予算がレクリエーションに消えていたとの画面で、
バドミントンセットが映っていた。
悲しいというか情けないというか、
バドミントンセットなんてあまりにもどうてもよくて情けない。
農政局は、事故米問題でまったく機能していなかったことが分かって、廃止の方向。
しかしなんと職員4万人。予算10兆円。
すごい話。しかもそれをトップダウンで指示して、すぐに「知らない」と抵抗され、
統廃合に切り替えるというみっともなさ。
もういろんな意味ですごい話になってきた。