「ソロスは警告する 超バブル崩壊 悪夢のシナリオ」
ほんとうに悪夢だけれど
本の中で警告しているのは深刻なこと。
崩壊しつつある住宅バブルに
すっぽり覆い被さるようにして進行中なのが、
もっとずっと大きなバブル、いわば血様バブルの集結局面だ。
超バブルは
1.際限のない信用膨張
2.金融市場のグローバル化、
3.金融規制の撤廃
により80年代に始まった。
サブプライム危機は超バブルの崩壊のスイッチを入れたに過ぎない。
現在は、大恐慌以来はじめて、国際金融システムは正真正銘のメルトダウン一歩手前と警告している。
金融市場がグローバルにつながったのだから、
監視・規制する側もグローバルにつながるべきで、
という話は出てきていて、
統合権力の発生を促す新しい圧力と言えるだろう。
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日本史はよく分からないが、
中央統一権力が必要だったのは、
広域に暴れ回る悪人がいて、
それを取り締まるためには
広域警察権力が必要だったのかもしれない。
平家とか源氏とかの時代。