ガソリンが値上がりした時期に
それでも何とか対応できたし
地球に優しい生活はどんなものか
少し体験できたのではないかと思う。
道路は空いていて、空気が少しきれいだったかもしれない。
郊外型のショッピングアーケードは空いていた。
無駄な買い物をしなくなった。
しかしそのことが資本主義の根本を傷つけた。
資本主義そのものが地球という資源を無計画に食い尽くすものではないかと思う。
いずれにしても、誰かが地球に優しくと教育するよりも、
地球に優しくないことはコストがかかる仕組みにすればいいだけだった。
そもそも教育するにもお金がかかっているし、
素直で心根のいい人から高コスト体制になっていくわけで、
ずるい人たちが低コストにとどまるならば、
ここでモラルが破綻している。
地球を汚すには大金がかかる
という仕組みを早く作ればいいのだろう。
それはあまり難しくないはず。
しかしトヨタが黙っていないだろう。
いったい何のために車に乗っていますか?
と問い直すのは
トヨタが業態転換をしてからだ。20年かかる。
原子力はどうなんですか?
と問い直すのは東電が脱原発を達成してからだ。
100年かかる。
長期的には経済成長という生き方を見直す必要があるのだが
そんなことを先に言った方が負けだから
一番最後の走者が成長を達成するまでは
知らんふりで通すことになる。
200年くらいかかる。
これからの世の中は大変だろう。
G20などになって先進国仲良し独占組が維持できないのだから
もう目も当てられない。
貧乏な先進国はどうする?