今回の金融危機でだいぶ損をした友人もいて
話につきあっているのだが
考えてみれば
その人は特に贅沢をするわけでもないし
先祖から受け継いだ土地や株を持っているだけで
特にずるく運用していたわけでもない
だから株もじっと待っていれば3-5年のうちにはまた上げてくることもあるのだろうと
慰めているが、
本人にすれば、潜在的な可能性が失われたことがショックなようだ
しかしそれは誰でも同じだし
第一今さら何が欲しいというわけでもないだろうと聞くと
確かに緊急に何かが欲しいというわけではないがと言っている
気持ちは分かるが多分10年経ってみれば
今回の暴落があってもなくても
だいたい同じ生活をしていると思う
実際は買わないけれど
買おうと思えば変えたものが今は買えなくなったと嘆くのは
何となくあまり賢くない
おまえが親から背受け継いだように
どうせ子どもに渡すんだろう
同じだよと言うと
まだ諦められないようで少し暴れていた
多分この人のご先祖も同じように
使えなくてそのまま子どもに渡したのだろうと思う
どうせお金を使えない性分なのだ
諦めるのがいい
イマジナリーなロス。
パソコンのパーツなどいくら買ってもたかがしれている
電車株とか電力株を持っているらしいが
株主として原発問題に発言して欲しいと思う
六ヶ所村に捨てるというのは
あんまりじゃないか?
よく知らないが
これから頭のいい人が出て
放射能の処理をしてくれると期待して
それまで六ヶ所村においておこうという話ではないか?
おまえのはイマジナリーなロスだけど
六ヶ所村はリアルなプルトニウムだ。