日本の家庭にはおばさんが二人いる
父性像が消滅している
たとえば自衛隊の人なども
本来は父性的な人物がふさわしいのだが
自惚れているだけの子どもである
財界の大物にしても尊敬されているわけではない
星野さんは水に落ちたら一転して棒でたたかれた
頑固オヤジと
肝っ玉母さんというのが
一つの類型であるが
最近はあまりないようだ
無論、世間で目立たずに立派な父性モデルを子どもに提示している親もいるし、
学校の先生なども、その要素が大きいと思う。
学校の先生が不正を剥奪されて久しい。
権威が地に墜ちている。
現代で言えば
社会を批判するマスコミは
比較的他人に批判されない立場を確保していて
たとえばニュース番組などで放言している人たちは
一種の父性とは言えるが
誰が見ても尊敬できるものではないし実際に尊敬されてもいない
尊敬されない人間が毎日
他人を批判して徹底的に膿を出せと叫んでいて
こうした圧力が「脱父性」に拍車をかけている
スポーツ選手などはマスコミの構造から言って
賞賛を集め尊敬される立場になるのだけれど
星野さんの一件の後では
野茂にしてもイチローにしても
いつ叩かれるかわかったものではない
スポーツ選手が父性の典型というのも物足りない話ではある
理想の上司とか理想の父親とかのイメージ調査が行われるが
単に話題の人と言うだけで
父性とは何も関係がないようだ