女の言葉は源氏物語である

男と女はけんかをする

男の言葉は俳句のようだ
あるいはせいぜい短歌である

女の言葉は源氏物語である
例示に富み過去にさかのぼり、とんでもない誇張も交え、
いつまでもいつまでも続く
全部聞いていたら53帳である

その長さの圧力に耐えきれず
男は強大な論理を持ち出す

ここで客観的な審判者がいるなら判定は下るだろう
しかし夫婦げんかには審判者がいない

だから圧倒的に女に有利な状況になる
そこを打開しようとして男は時に暴力を訴える

現状ではこの最終段階での男性のDVがしばしば問題になる
しかしそれは事の経過を無視している

その前段階に女による虐待が存在することも多い

最近はICレコーダーなどが普及して、
VDの前段階の女性による男性への共感性を欠く、虐待というべき行為も判定することができるようになっている。