Herz und Mund und Tat und Leben
カンタータ147番 BWV147
が流れてくる
昔の映像がくっきりと浮かぶ
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その像は文章では再現できないように思うし
映像技術があっても難しいように思う
絵が上手だったら何とかなるかといえばそうでもないような気がする
こうした意識の一瞬の動きは
自分では「くっきりとした昔の映像」として一種の映像と認識しているが
たぶんそうではないのだろう
感情を伴った体験のかけらが再生されていて、
そのことを何かの方法で外部に記録することは難しいように思う
うまくいけば文章が一番近いのかもしれない
うまくいかないことが圧倒的に多い
そのことが文章で成功するときは
うまい比喩が成立している
うまい状況が成立しているということなのだろう
しかし内心の経験との一致度は結局測定できない
外に出たものがそれ自体で価値のあるものならそれでいいことになってしまう