本を書くときに
困るのはたぶん全体の構成です
部分部分についてはそれぞれの人の体験や発想がありますから、
何とかなると思います。
ブログなどはそんな感じですね。
それをどのように一冊の本にするか。
それが構成になります。
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簡単な方法は、本を見開きで一つのテーマを扱う、
全部で20項目を立てて、40ページくらいにする、
という具合に、単純化してしまいます。
そして見開きページの大半はイラストか写真としてしまいます。
文章は少なくなります。
たいてい人は他人の文章など読む気力はありません。
短ければ短いほどよいのです。
分かち書きしていなければ読む気がしません
詩でも長いし、短歌は短歌で密度が高くて難しい
石川啄木くらいの分かち書きがいいのですが、
しかしそれができるのが天才です
一握の砂は見開きにたった4首です
啄木でさえ
それくらいしか人間の注意は届かないものです
ですから、ポイントだけに絞り、あくまで分かりやすく、
論理もストレートに、
あとで恥ずかしくなるようなレトリックは排除して
そんな感じで
20個の項目を選定します
私が好きなのは
1.導入……言いたいことの元になった体験、過去、基礎的おさらい、これまで分かっていたこと
2.言いたいこと……簡潔に、細かいところは読者に任せる
3.応用……そのことを元にしてどんなことが考えられるのか
くらいの構成です
図、表、イラストで理解を助けてくれるといいと思います
絵を描く才能があったら絵を添えます
写真もいいと思います
思ったより情報があって、読む人がいろいろと解釈してくれます
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簡単に言うと
あなたの書いたブログの中から20個だけ選んで
見開き40ページに配置して、
あとは図、表、イラスト、絵、写真で作る、
ということでどうかという提案です。
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たとえば、誰かからの手紙があったら、
その中から短く20この部分を選び出します。
成長に従ってでもいいし、季節に従ってでもいいですから、配置します。
あとは絵や写真を添えます。
いまは写真集を手軽に注文できますから、
そんなサービスを使ってもいいと思います。
自分の絵とか手紙をそのまま写真にしてしまってもいいでしょう。
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亡くなった人の記録を作るのもいいと思います。
20個のテーマを選んで
短い文章と写真、絵などで
構成すればいいでしょう。
テーマごとに見開きでまとめて、思いはたくさんあるでしょうが、大胆に省略してまとめます。