セルバンテス

セルバンテス

直すべき悪習、実行すべき義務
そういったものがどんなにひどいかを思うと、
自分の行動が遅れたために
世の人を待ちあぐねさせていることに
せき立てられた
『ドン・キホーテ』

だが、一番憎むべき狂気とは、
あるがままの人生に、
ただ折り合いをつけてしまって、
あるべき姿のために戦わないことだ
『ラ・マンチャの男』

「運命はな」と、ドン・キホーテ。
「災難にあわせても、一方の扉を
必ず開いて、救いの道を残すのじゃ」
『ドン・キホーテ』