ユーロパント

ディエゴ・マラーニ著「翻訳」高橋勝雄訳。
あとがきでユーロパントを紹介している。
面白い。

共通語として、エスペラント運動があったけれど、
拡大せずにそのまま。
実質は英語が幅を利かせている。

ユーロの中で共通に通じる人工言語を
マラーニは提唱している。
ユーロ+エスペラントで
ユーロパントともじったらしい。

文法面では、簡略化された英語とドイツ語を用い、
語彙としては、複数言語に共通するラテン語や国際的に知られた各国の単語
(有名人や料理、商品名など)を利用する。

話者と聞き手の言語能力によって単語も異なる、即興の言葉。
定まった文法のない、言語のジャズ。

EU内で交流が盛んになるにつれて、
英語を母語としない人たち、
例えば、フィンランド人とイタリア人による、
英語使用が日常的となり、
大体の骨格は英語で、
しかし単語はあちこちのものを使っていいというものらしい。

日本語も似ているなと個人的には思う。
ルー大芝を紹介すると、こんな感じ。

ロングロングタイムアゴー(昔)からチルドレンboyトゥギャザー音譜したプログラムをやりたいとシンクしていた私ですが、ラッキー幸せな事に、4月からサイエンス(科学)についてチルドレンこども女の子とスタディする番組のマスター オブ セレモニー(司会)をやる事になりました。

54歳になってオールモスト(ほとんど)サイエンスコニカルビーカーノウリッジ(知識)もフォゴットガーンした私ですが、各分野のスペシャルティ(専門)のティーチャーTEACHERをお呼びして、テスト(実験)しながら、チルドレンと楽しく音符学んでいます。クイズQ.ありゲームあり、チルドレンがエンジョイしながらサイエンスに接するプログラムです。
ルー語は文法の骨格は日本語で、英語を単語または熟語の形で取り入れている。日本語はカタカナが使えるので、都合がいい。

さて、ユーロパントの実例は、こんな感じ。
Der only tongue dat man can speake sin estudy:Europanto.

勉強せずに話せる唯一の言語、ユーロパント。 
Der = the
dat = that
sin = without
estudy = study
Om Europanto to speakare,tu basta mixare alles wat tu know in extranges linguas.

ユーロパントを話すには、知っている外国語をすべて混ぜ合わせればよい。
tu = you

alles = all
wat = what
extrange = etrange ,foreign,strange

basta はよく分からないが、best に違いない。you are better to mix くらいなのだろう。

ね、ルー語と同じでしょう?
ルー語は英語だけだけど、これに、ドイツ語とかフランス語とかラテン語とか混ぜる。

すると、精神科医のしゃべってる日本語と同じようになる。さらに業界特有の省略などが入る。

ラテラルの血行が落ちてるのと、トラウリッヒカイトはエクイバレントなのかな。クランケのアドヒーランスが落ちてるのはそのせいかも。ビターレな感じはないけれど、どうかな、レピッシュなところがあって、でも、マランなものじゃないだろうな。

どんどん混じるのはいいことだと思っている。
通じる人にだけ通じればいいし、
自分の知らないところで誤解されても気にしなければいいと思う。

そのときのジャストな気分をアウスドルックすればいいのだ。