「おだやかな人生なんて、あるわけがないですよ」
スナフキンが、ワクワクしながらいいました
ムーミンママにいわせれば、
「堕落の人生なんて、楽しくさえないに、きまっています」
ということですが、
パパは、そんなにきっぱりしたことは、いいませんでした
ムーミンロートルのパパは、
家族とベランダが、たまらなく恋しくなってきました。
そしてとつぜん、さとったのです。
(あそこにいてこそ、かぎりなく自由で冒険心に
満ち満ちていることができるんだ。
それでこそ、ほんものの父親なんだ)と
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ほんものの父親
という言葉が光っている