ソフトボール金メダリストへの生インタビュー

NHKでニュースの時間に放映していたので見かけた。
生放送とのこと。
質問も今ひとつ。「あなたにとってソフトボールとはなんですか」
「あなたにとって金メダルとはなんですか」そんなことどうでもいいじゃないか。今はただうれしいだけだろう。
答えも今ひとつ。それはもちろんで、この人たちは気のきいたコメントを答えるのが仕事ではないのだから、
それでいいのだ。凡庸な答えでいいし、言葉に詰まるくらいでいい。
みんな裏に脚本家のいるインタビューになれすぎている。
無意味な威勢のいい事を言って失笑を買うのはサッカーだけでいい。
編集して、短く放送すれば充分だった。
試合に価値があったのだから。そのあとにまで物語を作ろうというのは欲が深すぎる。

他の金メダリストは
ニュースではすでにロンドンでも期待しているとインタビューされていた。
まじめに答える必要なし。質問が悪い。

また
敗者を遇する礼というものもあるだろう。余りに浅ましい。

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選手団長とかという人が
野球とマラソンについて苦言を呈していた。
愚かなことだと思う。
第一、批判が高まっていることに乗じて自分も批判するという、機に乗じる態度が卑しい。
第二、思っていたのなら、訂正できる立場にあった人だろう、団長なのだから、
思った時点で各人に伝え、訂正してもらい、団長の意思を浸透させればよかった。
それをすべてが終わった後で、あと出しじゃんけんのように、責任のないような顔をしていうのも、おかしなことだ。上に行くほど責任は重いはずなのだ。星野監督を個室でしかってもいいが、公の場では、星野監督をかばうのが正しい。かばえないと途中で判断したのなら、最後の会見でかばえるように行動すべきだった。
第三、要するに弱くなったのはお金が足りないからだと言ってのけた。それをいうなら、金メダルなどなくて結構。人々の日々の生活の方が百倍大切だ。そして私としては、ボルトの走りを見ただけで充分に楽しかった。予算編成で大盤振る舞いが各所で見られるので、その流れでの発言というつもりなのだろうが、金メダルよりも、生活が大事、医療福祉予算が大事である。メダルを取れと言っているのは国民ではなくてマスコミなのであって、金を取るならマスコミからとればいい。強化予算を国に要求するのはおかしい。