世界最大級のバカラ製シャンデリア

恵比寿ガーデンプレイスに毎年クリスマスに出現する。

わたしには美とは映らず、

資本主義的収奪の結果と映る。

さまざまな労働が搾取され集約されて、

バカラは巨大シャンデリアを展示できるのだ。

収奪された当人が、広場でそれを眺めている。

怒りを感じることなく。

そんなことでいいのだろうか。

あるいは、

そんなことを考えていいのだろうか。

たとえば、沖縄では、尚王朝が450年続いた。

徳により永続したとも言えるし、

次々に政敵を潰していった結果だとも言えるだろう。

とにかく、尋常ではない時間の長さである。

労働の収奪の集約が、

朱礼の門である。

それが本当に徳ならば、

水のごとくものものであり、

固い城壁にはならなかっただろう。

固い城壁は何のために必要だったのか。

誰から何を守るために必要だったのか。

そう思い、どこでも、いつの時代でも、

事情は変わらないのだと思う。

携帯電話料金の複雑さを嘆く人は、

税金体系の複雑さにめまいがしないだろうか?

サラリーマンとして源泉税を徴収されている場合は

認識も痛みも薄いかもしれないが。

いつの世でも、ソフトバンク携帯のようなやり口で、

庶民をだましてきたのが政治である。