滝乃川学園の話 NHK

最近常盤貴子主演で映画になったこともあってか、
NHKで放送があった
放送では常盤貴子がナレーションを担当していたように思った

尊いことには違いない
啓蒙はますます必要である

しかしまたマスコミレベルでの宣伝が実態を伝えているとも言えない
障害児教育は 多くの人の努力によってますます発展している のか
あるいは
多くの人の努力にもかかわらず まだまだ 発展途上なのか
といえば
多分後者だと思う
よい見通しを持つことができなくて
大きな不安を抱く人たちの方が多い

治療成績がいいとか
教育効果があがった
と言うためには
治療しやすい人を選別したり
教育効果の上がりやすい人を選別したりすることが
とりあえず有効である
よい病院はそのようにして作られる
よい学校もそうだろう
同じ心筋梗塞でも助かりそうもない人は別の病院に送っていたとしたらどうだろう
同じ知能発達遅滞でも重度の人は別の施設に送っていたらどうだろう
なにがよい病院でよい学校なのか
考える必要がある

滝乃川学園は文句なくよい施設だと思う
しかし老齢化も進んでいて
学園としてはどうかとの問題もあるかもしれない
一面では先行者利益を享受しているとも言える