杉並区母子殺人事件

容疑者が逮捕され、すぐ近くに住んでいる大学生男子だという。
動機は不明。
盗んだカードで現金を引き出そうとして、ビデオに映っていたのだという。
被害者には特に恨みを買うような、
つまり、殺されるように理由はなかったらしい。
理由があっても人を殺してはいけないのであって、
ゆえに、死刑廃止論も強いのであって、
それなのに、理由なしに殺人を実行してしまうとは、
人間の仕組みの中にそのような回路が内蔵されているものだろうか。

あるいは、最近の生活の中の何かの変化が、
日本人の行動に影響を与え、
このような理解できない事件を引き起こしているのだろうか。
30年前は小学校の学級崩壊も理解できないことだった。
現在では、理解できないながら、現実として認めざるを得ない。

抽象的な言葉で言えば、
人間性の欠如、
情操の欠如、
となるらしい。