谷川俊太郎「沈黙のまわり」

前項の
大岡信は1995年の刊行である。

詩についての論ということでいえば、
谷川俊太郎「沈黙のまわり」のほうが印象的だった。
この本は1956年のエッセイなど、古いものだ。
しかし文章と観察は新鮮である。

中のひとつ、「世界へ!」は、面白かった。
詩と生活について、教えられるところが大きかった。