写真展の案内のコピーです
写真と俳句の関係について、
こうして名指しされてみると、なるほどと思う。
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宮原 卓司 写真展
「山麓逍遥 季のたより」
私がレンズを向けている風景は、日々うつろいゆく、ごく身近の自然である。時季と気象が織り成す光景は、実に繊細で美しい。それが同じ場所であっても、二度と目にすることは出来ない。まさに一期一会である。
日本の繊細な風景は古くから詩歌や句に詠まれてきた。この写真展は特にそういったことを意識してセレクトしたわけではないが、多分に俳句的な要素も含まれていると思う。したがって写真で詠んだ俳句としてみて頂いても興趣が湧くかも知れない。