巨人第27戦目

高橋相変わらず好調で4月は5勝負けなし。防御率完璧。当然4月の投手MVP。

野手は4割バッターの青木。

試合は、高橋由伸の2ホーマーもあり、全く安定した勝利。

期待の人、上原が最終回を投げて、1失点。

やはり先発に回るのだろうか。フジテレビの解説の人はそのように言っていた。

林が抑えで安定するようなら上原は先発でいいじゃないかという話だった。

私としてはそうではなくて、上原が抑えで活躍する時、チームがどんな

すごいことになるか見てみたいのだ。

河原が抑えで成功した年、異様な興奮が私たちを包んだ。

あの悲しそうな目をした河原が決して表情を変えず鉄壁の抑えを演じて

私たちは明日も大丈夫だと枕を高くして眠れたのだった。

一部の憶測では、どうせメジャーに行きたいのだろうから、

引き替え条件として、今年は抑えとの話もある。

昨日の時点でカブレラが250号ホームランに到達。

733試合目で、ブライアントと同じで一位。150号、200号ともに日本最速。

一年目で49本、二年目で55本だから当たり前だ。

250本塁打のデータがある。

カブレラ、ブライアントで、次は落合。9年目、878試合目。

4位は秋山で11年目、892試合目。

田淵、長池、ローズ、王、松井と続いて、

10位は原、9年目の1002試合目。

王は994試合目、松井は1000試合目だから、ほとんど同じレベルである。

秋山、王、松井は高校出身であるから、やはり「モノが違う」わけだ。

秋山は本当にすごい長距離砲だった。

原が1002試合で250号だから、わり算して、4.008試合に一本である。

これも大変な数字である。何しろ、巨人の4番で、

相手投手に研究され尽くしての数字である。

野村などは週刊朝日で原を打ち取る方法などを公開していたものだ。

カブレラの場合、733試合で250号、2.932試合に一本であり、

三連戦で必ず一本打たれていた割合になる。

途方もない数字だ。

たとえば、原が横浜か、ヤクルトに入団していて、ホームラン打ちに専念していたら、

どのくらい打ったのだろうと思う。

逆に、落合が、最初から巨人に入団していたら、どの程度打ったのだろうかと思う。

ロッテという環境がよかったのだろう。

これも野村が言っていたのだが、優勝の関係ないチームにいると、こんなもんでしょ、らしい。

落合は、打てないピッチャーがいて、大事な試合になるとおさえられて、チームは負けている。

それなのに、落合自身は自覚がなくて、そんなにおさえられましたっけ?などと言っている。

覚えているのにとぼけているのかもしれないが。

まあ、そんなこと以上に、全盛期の落合はすごかっただろうと思いますが。