米国型金融資本主義

ゴールドマン・サックス
シティ・グループ
メリル・リンチ
米国型金融資本主義
新自由主義
フェルドマン
竹中
堀江貴文
村上世彰
折口雅博

時代には時代の言葉がある。

精神医学で、フロイトを読み直して論じるのは、すでに文献学である。

社会科学で、マルクスを読み直すのは、教養としてだろうと思うが、
現代的には何を読めばいいのだろう。

マルクスの思考は、福祉型国家ビジョンに集約されているのだろうか。
中国ビジョンはどうなっているのだろう。

現代、虐げられ、派遣され、理由もなく首を切られ、
ローンも組めず、結婚もできず、暮らしている人が何を読んで勉強すればいいのだろう。

米国型金融資本主義にたいする有効な実践はどこにあるのだろう。
マルクスによれば、
金融資本がやりたい放題をやれば、
矛盾は蓄積増大し、
労働側には反発のエネルギーがたまり、
結局金融資本主義は乗り越えられる。
そのためにも、乗り越えられるべき発展の一段階として、
金融資本の時代が必要なのだろうか。
社会の発展段階に応じた過渡的なもの。

膿が出尽くすまで。

最近は消毒をしつこくしないで、
水で流してラップを巻いておく。
ちょっと熱を出すくらいで治りがいいのかも。