中国の富裕階級と貧乏階級の格差を紹介
お金持ちはすごい勢いで稼いでいます
一億円の車に乗っています
でも背広は似合っていません
お金がない人は家族の病気や教育のために出稼ぎです
子どもと離ればなれです
泣いています
子どもは話します
勉強して貧しさから抜け出したい
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さて、中国にしてもインドにしても、
少しずつ豊かさが広がれば、
人々は目覚めるでしょう
そして再び政治の季節が訪れるでしょう
だから私は中国株はいまでも敬遠していて、
結果としてはとても損をしています
こまったな
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さて、ある程度の格差は認めるとしても、
能力があれば可能性がある、
努力すれば成功する、
そんな社会にしようといえばだいたいは賛成でしょうね。
しかしまた少しの心配もあります
たとえば階級間の流動性が大きくなると
活力が出ると同時に不安が高くなります
上昇の活力は一面では結構なことですが、
下降の圧力はすさんだ心に結びつくでしょう
またたとえば、偶然才能に恵まれて上昇したとしましょう
その人は果たして仕合わせになれるのでしょうか
小さい頃から慣れ親しんだ行動パターンや感情パータンが
使えません
人とのつきあい方も違います
そうした生活の流儀の変更を強いられるわけですが
それでうまく行かない場合があります
また金持ちグループが上昇してきた者をうまく受け入れるとは限りません
そんな中で悲劇も起こるでしょう
勿論個人的な意見としては
社会階級が固定化して政治家の二世三世が国を動かすような奇怪な社会はいやです
しかし一方で苦しい局面もあるのだと認識しようということです