ついでにいうと学者としては荒井 献が有名。
ナグ・ハマディ写本についての本などもあり、
グノーシス研究者についての紹介もある。
大貫 隆も有名な人。分かり易くはない。
関根 正雄も有名な人。
これらは古本屋で見かけたら買っておけば、
将来、損はしないと思う。
引越しのたびに運ぶ本になる。
こうした人々に比較すれば、北森 嘉蔵は
かなりはっきりと信仰者である。
外部から見れば、カトリックとプロテスタント、そして無教会主義など、
ささいなようで大きな違いがあり、おもしろいのではないか。
さらにユダヤ教とイスラム教がつながり、
そうなると井筒 俊彦を読むことになる。
この人の本も、古本屋で見つけたら、ためらわずに買ったほうがいい。
この人の本を読み返して、自分の現在位置を確かめてみるのも悪くない。
古本屋に行かなくても、Amazonでいいし、銀座教文館や教会脇の書店に並んでいる。
聖書の言葉を短くあしらって、写真や絵で構成した本があり、
贈り物にはいいと思う。