定年退職を迎える頃、
自分の退職金と妻の退職金、
そして、財形積み立て貯蓄の満期も迎えたりして、
ときには親からの遺産が両方から入ったりして、
相続税を払っても、
結局、60歳と少しくらいで、急に、
2億円から4億円くらいのお金を手にしてしまう。
生きててよかったね。
遺産は半分くらいは土地と株で、そのままにしておけば特に
運用に困るということはないが、
現金部分は、とりあえず運用したいということで、
お決まりのファンドをはじめたら、
いきなりの下落で、
かなりショック。普通の定期にして置けばよかったと思うことしきり。
そんな悩みなら誰でも歓迎だろう。
しかし確かに、歳をとってから大金を手にするというのも、
無駄というか、矛盾したことだ。
子供に家を譲って、自分たちは老人ホームを探すとのこと。
しかしそれも適当なものがないらしい。
若い頃は若い頃で苦労した人たちだけれど、
これからも平坦ではないらしい。
もうすぐ病気と老化が待っている。