この映画を見つけて勧めてくれたのは
Y先生で、
放送されるとなんとなくまた見たりしている。
「いつどこにいてもあなたと一緒でした。
それはご存知ですね。
これからも毎日あなたと共に生きる。
それもご存知ですね。
…肉体がどんなに離れていようと構わない。
心は一緒です。
今夜私は知りました。
この美しい世界では全てが可能だと。」
「地上の名声は空しい」
日曜読書欄に紹介があり、
原作を読んでみたいと思った。
柴田翔は書く。
「結ばれなかった男女も
実は生の日々をともにしたのだと知り、
眠る人々の上に雪が積もる。
読む人を自ずと幸せにする輝く恩寵の数々。」
雪の日曜日にふさわしい書評。
ありがとうございます。
イサク・ディーネセン「バベットの晩餐会」ちくま文庫、桝田啓介訳。
「アウト・オブ・アフリカ」もこの人の本とのこと。メリル・ストリープ、ロバート・レッドレフォード。