黄熱拡大で非常事態宣言 パラグアイ | ||
提供しますから、何とか感染を止めてください。 |
鳥インフルエンザのインドネシアについて、人に聞いてみた。
インドネシアという国は、ジャカルタについては、それはもう超近代的都市であり、
たとえば、道路も、信号機のない、スピンアウト式交差点になっているとか、
オランダ式の現代的首都である。
貧富の差は激しく、皿を洗うだけの家政婦、
日本料理を懸命に学ぶ家政婦、
門を開閉するだけの門番、
一日の大半を主人を待ってすごす運転手など、
たくさんの、おそらくは未就学児童も含めた、人々に囲まれ、
豪勢な生活を送ることができる。
ブラジルに赴任した人も、同じような話しをしていた。
日本で自律神経失調症があった人も、
ブラジルに行ってあれこれお世話してもらううちに症状は消えてしまった。
一方、田舎については、インドネシア中央政府もよく把握していないのではないか、
今回の鳥インフルエンザに関しても、
一体正確に何人がどのような症状経過で死亡したのか、
明確ではないはずで、
死亡者百何人かというのは、どう見ても最低はそのくらいいるということで、
実際はどのくらいか、はっきりせず、
鳥を処分する、
病人を隔離する、
といった基本についても、命令は出せるが、実施は疑問符とのことだった。
これはこの人の個人的見解で、
インドネシア政府やWHOはしっかりした見通しを持っているはずだが、
話を聞いていたわたしは、
憂慮を深めた。