人生の必要資金標準算定

リスク管理の数字を見るとおもしろい。

必要資金としていくつかあげられている。

教育資金。小中高私立で、私大医科歯科系・下宿を予定すれば、4200万円。
私立文系・自宅を予定すれば、1360万円。

結婚資金ひとり300万円。

現在の生活費40万円。
老後の生活費50万円。
と出ている。どうしてなのだろう。一年で600万円。
多分、商品販売のための数字。老人はこんなに使いません。

リタイアしてすぐは旅行やゴルフなど行くので、お金がかかるらしい。
しばらくするとその元気もなくなるので次第にお金はかからなくなるという。

葬儀費用 300万円。

生活立て直し資金 240万円。
これは何だろう。たとえば水害にあうとか、震災にあうとか、
保険がおりてくるまでのつなぎとして、
月20万円で一年分というところだろうか。

こうした積算は、離婚のときの請求の根拠にもなると思う。
だから、離婚しようと思っている人には大事。

自分の親戚を見渡してみれば、
大体自分があとどの程度の年数生きるのかわかるのではないか。
自分のDNAの性質が分かる。

それを元にして、
配偶者と子供にどれだけ残したらいいのか、
結果として、どのように運用したらいいのか、
答えが出てくる。
公的年金は、今のところ、計算に入れないほうがいいかもしれない。

遺族基礎年金、遺族厚生年金、中高齢寡婦加算などというものもある。
老齢年金受け取りグラフ。
いやはや、生きることは大変だ。

老後の生活資金の提案がある。
60~65歳で1000万円、
65~75歳で700万円、
それ以降は、配偶者の分だけ、85歳まで、300万円。

想定では、夫婦は3つ違いで、男は75歳まで生きて、女は85歳まで生きるらしい。
65歳を過ぎるとひとり300万円で暮らせるという。

そんな想定の人生でした。
そんなに使わないと思うがなあ。
どんな人生なのだろう。

想定の中に、
自分の車BMW、会社の車セルシオとカローラとある。
そんな生活らしい。
セルシオは今はもう買わないだろうけれど、使い続けて、
自動車保険をいくら払うかという話らしい。
無駄な話だ。