不幸があまりに大きすぎると、

不幸があまりに大きすぎると、
人間は同情すらしてもらえない。
嫌悪され、おそろしがられ、軽蔑される。
(シモーヌ・ヴェイユ)

たしかにそういうものかもしれない。

他人は
不幸の原因を
個人の内部に求め、
安心しようとするのだ。
ただ他人の心を安定させるために、
その人は、
嫌悪され、恐怖され、軽蔑される。
診断さえされる。