重々しい語り口で番組が始まる。
わたしは隣町の友人を戦争で殺してしまったと元兵士が語る。
カザフスタン
中国からカザフスタンに帰ってきた家族の映像
文字がない民族とのことで
歌を歌って気持ちを伝えるという
マティスの絵のようなじゅうたんが壁にかけてあった
とても美しい
衣服の模様も美しい
どこで作っている布なのだろう
綿花を収穫していたから地元で何か作っているのだろうか
ウズベキスタン
アゼルバイジャン
たとえば現代日本で個人的にイスラム教を信仰し、
時刻になったら祈りを捧げるので仕事はできないというなら、
ちょっといきすぎだというだろうが、
このような環境では異常ではないのであって、
結局空気を読んでいるのだろうともいえる。
アルメニアとの戦い
それにしても広大である
土地はいくらでもある
日本の小さな不動産を買ってほとんど一生をかけて
支払いをする
そんな人生にどんな意味があるのだろう
故郷の土地
人間は生まれて1年くらいの間に脳のセッティングが決まる部分がある
故郷の風土に合わせた人間として生き始める
その土地から引き剥がされて生きるのはやはりつらいだろう
難民の居住地を国が提供してくれた
昔の電電公社の官舎のような感じ。
今で言えば関東圏でサラリーマンが買う、
3000万円の一戸建て、駐車場を取れば庭がない、
そんな平屋。
日本人はどうしてこんなにも密集して暮らしているのだろう。
移民の計画とか満州国とか、
まあ、考えそうなことだ
また、世界的に見れば、愛国心を持ち、祖国を守るという軍隊がなくて
どうして国民が安心して生きられるだろうというのも常識らしい
日本は少し先を進みすぎているようだ
人間、あるいは、民族は殺しあうものだ
とのメッセージを読み取ることもできそうだ
グルジア
コーカサス山脈
ブドウ畑に囲まれた家
代々伝わるワイン作り
何という安定した人生だろう
ぶどうの木は孫のようにかわいいと語る
ここでも故里の歌・民族の歌
グルジアワイン
甲府のワイナリーを思い出す
海のない土地はどんな風だろうか。
一度住んでみたい。
NHKはデジタル放送にふさわしい映像を提供している
人々はそれぞれに美しい
これは撮影の技術が優れていることもあり
被写体を選んでいることもあるだろうが
それぞれの民族がそれぞれに美しい
ロシアの広大な穀物畑
トルコ
ペットボトルで何か飲みながら
豪華なじゅうたんを背にして
民族の歌を歌う
翼があったら飛んでいけるのにと
チェチェン
チェチェンはロシアであるという教育演説
チェチェンの人々は歌い踊り陶酔の中で
民族の団結を誓う
コサック兵
チェチェンと戦って力になったのが復活したコサック兵
帝政ロシア時代に活躍したがソ連時代には禁じられ
ソ連崩壊後に復活したという
熱烈な愛国者集団
祖国ロシアのために
学校では女性も軍隊の訓練を受けている
カラシニコフを組立て、
人を殺す訓練をしている
多分、貧しさや格差が背景にあると思う
徹底的に差別され貧しかったら
やはの軍隊が魅力的に思えるだろう
日本で226のときに東北地方の貧しさが背景にあったと先輩から聞いた
歌
祖国
故郷の土地
それらをキーワードにしているようだ
わたしには要するに貧困の問題のように思える
イスタンブール
ここでは多彩な民族と宗教の並存
とても理想化して紹介
バザールの活気を伝えている
アメ横のような感じ
コサック兵士の好戦的な様子を見ていると
やはり人間とは
希少資源をめぐって争う存在なのかと思ってしまう
殺しあって勝利したものが
子孫を残す
直後にスポーツ番組があったこともあって
余計に人間の攻撃性を考える
多分、全員が食べるだけの食糧があっても、
争いあうのだろう
ホルモンのせいだろう
仕方がない
食糧とエネルギーをめぐって争い
結局は殺しあうのだろう
そんな中で日本は人口が減少するというのだから
なかなかえらい
この世界での存在権を放棄する方向なので
大変平和的である
9条よりも明確で確実な世界へのメッセージである
音楽はヨーヨーマと出ている
売れるだろう