一体感のある集団の最大規模はどの程度で、
それを全地球規模に拡大するにはどうすればよいか。
それが問題。
解決を求める。
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しかしたとえばそのように一体感のある集団がいったん形成されたとしても、
内部で対立は生じるだろう。
自民党としては一体だが、
派閥に分かれているのと同じだろう。
対立が生じるのは、
「希少価値」を争うからだろう。
いくらでもあるもの、たとえば、空気を争って競争しあうはずもない。
(中国の風下にいる日本では、
新鮮な空気は希少価値のあるものになりつつあるが)
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果たして、いくらでもあるものだけで人間は幸福になることはできないのだろうか。
誰かが幸福になっていれば誰かが不幸になっているというタイプの幸福と不幸しかないのだろうか。
嫉妬は強い感情である。
何とか成長できないものか。
伝統的宗教はそれぞれ嫉妬などの感情からの脱する方向での成長を説いている
しかし難しい
嫉妬があるから人間は努力するのだとも言える
それは正しい方向の力にもなりうる
ライバル関係と友情関係は両立する
少なくとも、嫉妬するゆえに自分を高めるという方向でありたい
嫉妬が自分をだめにし相手をだめにするなら
だめな嫉妬である