放送電波の割り当て

本質的に選択の権利がない

私が家に帰るのは10時過ぎ、
食事を始めるのは10時30分くらいが平均とすれば、
その時間帯にニュース番組の選択はテレ朝しかない。
特に好きで見ているのではないし、むしろ嫌いだがやむを得ず見ている。

アステラス製薬やソニーやIBMやBMWがコマーシャルをしているので、
結局、私の支払ったお金がまわりまわって、この番組を成立させている。
そんなつもりはないのに。間接的に賛成していることになってしまう。
この番組がいやだからといって、ソニーの商品を買わないと決める気にもなれない。

これでは、税金上乗せと同じではないか。
「放送税」を上乗せされているようなものだ。
いくらくらいになるのかよく知らないが、「放送税」は、
ソニー商品の価格に含まれていて、
政府によって統制された電波管理の下、
許認可無競争業務の代表である放送会社に支払われ、
下請け会社に分配される。
ただ分配するだけで儲かるのが、電波を割り当てられた業者である。
そこに広告代理店が介入している。

電波は国民のものだ。
フリーマーケットが働くような仕組みに変えよう。
ソフトバンクも楽天も欲しがっているのだから。
ひょっとしたら、もう少し、コマーシャルの少ない、
上質な番組が成立するかもしれない。

電波は悪質な誰かによって独占されている。

あるいは、できるだけ早く、インターネット放送を充実させよう。