うつ状態+自律神経失調症+適応障害+性格障害+アルコール症+認知症

極端に言えば、
うつ状態+自律神経失調症+適応障害+性格障害
なんていう病名だって、理由がある。
状態像として、心理面ではうつ状態であり、
身体面では自律神経失調症を呈し、
環境への適応としては適応障害と診断可能で、
性格構造は性格障害と、
どれも矛盾はない。

それぞれの考えの中で、重要と思う因子を抽出して描写するわけで、
どれかが重要なように書かれていても、
他の因子が関与していることがありうる。

さらにややこしく言えば、
うつ状態+自律神経失調症+適応障害+性格障害+アルコール症+認知症
という例だってあり、
いずれもが他の原因となり結果となり、存在している。