不用品回収業者のチラシが目に付く。
ただで引き取ってくれるというので、利用者としてはありがたい。
業者さんは多分、リサイクルできるものをより分けて、利益にするのだろう。
とんでもない具合にものを溜め込む人はいるもので、
このあたりの感覚は個人差が大きい。
仕事の情報をどの程度思い切って処分するかも、問題だ。
書類はたまる一方で、よほど整理がよくないと、探し出せない。
スキャナーでデジタル化するのもいいけれど、
ますます探せなくなる。
ハードディスクは壊れる危険もある。
猫でもごみでもなんでも溜め込む人もいて、町内では問題になる。
そのような行動様式が人間の脳の中にあることは確かだし、
合理的に考えて、抑制しているのだが、
何かの加減で抑制されずに、ナマのままで突出しているのだと思う。
捨てるかどうかは、価値を判断する作業であり、
イマジネーションのふくらみのある人ほど、ものを捨てられない感じがする。
あるいは、現在の秩序を変更することに抵抗を感じるような気がする。
なかには一種の強迫性傾向も混入しているのだろう。
高齢者世帯で、物品を整理したい人。
離婚で、物品を整理したい人。
商売の廃業で、物品を整理したい人。
いろいろいるらしい。