地下鉄サリン事件の遺族

ここにいること 地下鉄サリン事件の遺族として 岩波

霞ヶ関に出勤する人たちが狙われた。
「1995年3月20日は平日の月曜日で、事件はラッシュアワーのピーク時に発生した。霞ヶ関の官公庁は普段は午前9時30分頃に出勤することが殆どである。しかし、月曜日だけは朝早くに朝礼があるところが多い。8時という早い時間を狙ったのはそういう官公庁の内部を知っている者が実行犯の中にいたからではないかと言われている。」

聖路加病院、済生会病院、虎ノ門病院などが治療に当たり、自衛隊病院関係も活躍した。かなり敏速な対応だった。情報もあったらしい。
それにしても、そのようなことを計画・実行する人たちが実際にいて、それに対して、このように瞬時に反応できるとは。