4チャンネルで深夜に南京事件について。
ある人が、南京事件にかかわった日本軍人の日記を探し歩いて、
収集し、比較検討し、事実の再構成を試みている。
どの人も立派な文章で簡潔に綴っている。
紹介されていた事実の一部は、
南京事件は二日にわたって実行され、
銃で大量に殺し、油で焼いて、そのあと揚子江に流したというものだ。
*****
再構成された事実は凄惨である。
インタビューに応じた元軍人も多数いる。
人間は悲しい。
一方で、その事を記す文章はどうだろう。
実に簡潔で明瞭である。
その一方で、ふるさとの妻子を恋しく思っている。
殺したばかりの中国兵も、やはり同様に祖国のために戦っているのであり、
妻子があるのだろうと書いている。
戦争はやめよう。
争いの根本にあるものは、
貧困であり、不平等に生き延びようとする意志だろう。
平等に貧困であることを我慢する意志があれば世界は変わるが、
それは、全員がそう思わなければ意味がない。
ハトの中にタカが一匹紛れ込んだらおしまいである。
蹂躙される。
平等に貧困であることを強制しようとすれば、
いつか来た道である。
もっと新しい社会のモデルはないものだろうか。