医療経済論 大森 正博 岩波
制度変革が語られる昨今,社会制度の根幹をなす医療制度の問題はどのように理解すべきなのか.診療報酬,不採算医療,株式会社の病院参入=医療における非営利規制,新しい保険サービス,混合診療等の問題に即し,わが国の医療制度が抱えるさまざまな問題点を社会的公正と効率の観点から経済学的に解明.社会科学サイドからの本格的議論が待たれる医療制度について一石を投ずる.
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医療政策の現場にとっては百も承知の話。
専門家以外の人にとっては、多分、よく分からない話。
長期的に見て、行き先は米国式だという
悲観的見解が根強くある。
オリックスが取るのか、アリコが取るのか。引き分けか。
プロ野球でオリックスの呼び方ははやめたらいいのに、
広島カープはエレガントな名前でいい。
もし自分が医学部に入学して6年たって、さらに大学院や研修制度で勉強して、
かれこれ10年以上必死に勉強し続けて、どんな現実が待っているか、
想像力豊かに考えてもらえば、
そのとき初めて、話が通じるかもしれない。
人の役に立って感謝されたいと思うなら、
医療経済を学んで、立派な事務長になってください。
医者もパラメディカルも、患者さんも、感謝します。
貧しい人は米国のようにならないように勉強しましょう。
お金持ちはさっさと米国に行って高度医療を受けて結構。
野球選手も、みんなジョブ博士に治してもらっているしね。
子供ために募金を集めて、海外で移植医療を受けているしね。
逆に、病気になったら破産というケースもあるようで。
「ER」なんかでときどきシビアに言ってますね。