道路問題 失業対策

少子高齢化と食糧自給率を考えれば、
政策をうまく展開したとして、
将来は3000万人程度が暮らす国家を想定するらしい。
そうなれば、田舎まで張り巡らす道路は不要というものだ。

そんな議論は、ちょっと的をはずしている。
公共事業というものはそういうものではない。
とりあえず、職がない、職能がない、筋肉と性欲はある、
クラスに必ず何かいたと思う。
お勉強には向かず、体育のときだけ張り切り、そんな男の子。
そんな坊やたちにまずお金を流したいのだ。

そこから経済が回り始める。
回りまわってあなたの商売も潤う。
もちろんそれは資本主義経済のからくりで、
物価も上がっているわけだけれど、
時期がずれたとしても、大きく見れば、あなたのところにも循環してくる。

道路がだめというなら、
どのようにしたらいいのか考えてみたらいい。
いい若いもんに生活保護を支給して、一日パチンコをさせておくのと、
道路工事で汗を流してもらい、よるは酒を飲んで遊んでもらうのと
どちらが健全か。
もちろん若者が人生を切り開く
もっと健全な道はたくさんあるけれど、
無理やりに健全化させることもできないのが人間というもので、
社会があればそのような人たちは一定数存在するのも現実なのだ。

アメリカでは軍に入るという手もある。
日本人青年もアメリカ軍に志願してもらうか?
国籍の問題などどうか知らないが、
多分、例のPTSDになり、除隊後日本に送り返されて、医療費がかさむだろう。
軍隊には入らないほうがいい。
無駄な道路でも下水でも、そのほうがまだいい。

住宅着工も滞ったままだし、修理関係もあまり活発ではない。
テレビのように、アナログからデジタルになど、
ずるくてもいいから切り抜ける方法を、
なにかあるなら考え出して欲しいものだ。

NHKとデジタルテレビは切り抜けたのに
道路と後期高齢者で躓いているのは
何が違うのだろう。

違いは、メディア権力に近いか遠いか、それだけだろう。
メディア周辺で、筋肉と性欲だけがある男性を活用する方法があれば、
そこに税金を投入したいが。

IT産業は多少の頭脳が必要なので、適さない。
光ファイバーの話もあっという間に終わったようだ。

中国に光ファイバーを大量に売りつけるとか。
何しろ、中国と仲良くしないと仕事が取れない。

地方の土建屋産で抱えている男性たちをどう養っていくか、
知恵の絞りどころだ。