わかれ

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君と別れてから
はじめて僕は
正気にまともに生きはじめたような気がする

それは例外なく
わたしが世間に対して授業料を払うという形だったけれど
それでも逆に君がどんなに僕を
守っていてくれたかが分かった
君に包まれて僕は夢をみていた
その純粋な夢は
君の勲章だし
僕の勲章だ

こんなになるなら
どうせわかれるなら
君にインドのお城をひとつ上げるといったってよかったんだ
そのくらい愛していたんだよ