いつかは読むつもりで
引越しのたびに日本古典文学全集を
持ち歩いている。
小学館版の古いほうで、
まだまだこれを読むつもりで
人生を設計している。
若い人にアドバイスするときは
英語に親しむ事を勧めている。
日本の古典も良いが
シェイクスピアを知っているともっと良いと思う。
いずれにしてもいつかはゆっくりと
読書に耽るつもりなのだが
なかなかそのときはやってこない。
決心しなければ来ないものなのだろう。
あるいは、一日4時間と時間を決めるか。
しかし、この日常の時間の流れの中で、
新古今和歌集を読めるものかといえば、
なかなか難しいところもある。
事務所はあるが書斎ではない。
集中出来る書斎。
そんなものもないものねだりなのだろう。
みんなが思っている、
いつか本気を出したいという気持ち。
本気になれば私だってすごいんだからと
心の奥では思っている。
愚か者の
徴である。