これはよく分からない問題。
いつまで議論されるのかも怪しい。
一時は省エネでかなり騒いだくせに、その後は自動車は大型化してみたり。
エアコンはますますきつくなってみたり。
一貫していない。
地球温暖化に関しては多くのことが言われ、多数意見としてはほぼ収束しているが、
少数意見も数多くあるようで、中には新聞にかかれるような少数有力意見もある。
地球の長い歴史を見てみれば、
温暖化と氷河期を反復してきたわけで、
何ということもないはずだとの意見もあり、
原子力産業やその他新勢力の動機付けになっているだけとの有力意見もある。
反石油の勢力を読み取る人もいる。
ゴアはどんな動機で動いているのか?と。
急速に工業化する途上国は地球温暖化を食い止めなければならないからと、
日本から最新鋭エコ設備を輸入するだろうか。
日本からの設備と自国の人件費と輸送費を合計すれば、
多分、日本の高い人件費とつりあうくらいに設計されるはずだろう。
途上国からすれば奇妙な論理で、
先進国から排出枠を買うことになりそうである。
つまり「遅かった税」である。
そして一刻も早く先進国の仲間入りをして、
排出枠を売る側に回りたいはずだ。
つまり、第二次産業のうちは排出枠の名で先進国に搾取されるので、
第三次産業に早く移行したいと思うはずだろう。
そのうち情報排出が人類の精神を汚染しているとして、
情報排出枠を設定するかもしれない。
エントロピーの増大は地球の危機だと訴えればいいわけだ。
対立の軸のひとつはやはり
先進国と途上国であり、
人口爆発の圧力だろう。
手にしている武器がなんであれ、
もっとも野蛮な人々が最後には残るだろう。
そうならないために、個人的には、混血を推し進めたい。
いろんな民族がいろいろな混血を何度も繰り返しているうちに、
局所的な対立はなくなっていくはずだ。
いまどき会津と薩摩でにらみ合うこともないのだから。
わたしの家計図には全人類がいるとまで言えるようになりたい。
しかし考えてみれば、
徳川家康を1600年くらいとして、
すべての人が30才で平均子供が二人と控えめに計算して、
2000年までで、400年、世代にして13世代、
人数にして2の13乗、10の3乗の3乗で、10億人。
つまり、現在の一人の人間の祖先として、徳川家康の同時代人が
10億人いれば、計算が合うらしい。
計算が合わないのは、重複がある、
つまり一人二役が何人もいるからだろうという。
それにしても、ほとんどの日本人は
かなり近い血縁だと思っても間違いないらしい。
そのようにして遺伝子を混ぜて行けば、
世界は平和になるはずだ。