子供の発達・精神神経系の病気と
生活スタイルや食事のことは大きな問題になる。
結論は出ていない。
子供のアレルギーなども似たように議論されていると思う。
ゲームなどは、
確かにあれを続けていたら、
精神的にも影響があるだろうなと思わせられるものだが
同じことはテレビが普及したときにも言われたことだ。
テレビでバカになって、
ゲームでキレやすく凶悪になったと言うらしいが、
マウスにゲームをさせて凶暴になるかどうかを見ることは難しい。
殺人に適した兵士をテレビゲームで養成することはあるといわれているが
もともとそのような人がそのような訓練に耐えることができるだけだろうとの見方もある
人を変えているのではなく
選抜しているだけだろうとの見方
濃厚な家族関係の中で人間の心を学ぶことが必要なのに
その機会がないという観点も大切だ。
食事もバラバラで、
大切なことは携帯から学んでいて、
父も母も自分のモデルではないという環境ならば、
不安定にもなるだろう。
しかしまた、濃厚すぎる関係が問題を起こしていることも確かで、
多様な、補い合う、年長者たちとの関係が必要なのかもしれない。
これもなんともいえない。
睡眠時間が足りないのではないか、
ゲームで頭が緊張し続けているのではないかとの指摘はあるだろう。
ハンバーガーが怪しい、
コンビニが怪しい、
母親のアルコール・タバコが怪しい、
むしろ、母親のゲーム、ケータイが怪しいとなると、
昔と違うものは全部怪しい。
しかしそれにも部分的な理屈はある。
昔、子供の異常は、都市富裕層から始まり、次第に非富裕周辺部に拡大していった。
現在、先進国に拡大している異常は、後進国には多くない。
後進国にはそれ以上の問題があるからだろうとの見方もできる。
昔の日本の都市富裕層から始まったというのも、
もっと悪い環境が、都市富裕層から解決され始めたと見ることができるかもしれない。
社会のあり方の問題ならば米国は持つと悪いのではないかと想像できるし、
実際にもっとひどい側面もあるように聞いている