ネット社会というが
グーグルやヤフーで体験していることは
ネットというよりもピラミッドだ
ヒエラルキーが明確で
トップ3の情報が圧倒的に影響力を持つ、
そんな社会だ
だからそこに経済的価値が生まれる
でも本来ネットが構想されたときには、
軍事的な利用場面で、
中心がなくて、相手がどこを攻撃してきたも、
システムが全体的にダウンしたりしない仕組みという意味合いもあったようだ。
ピラミッドではなくて、くもの巣のようなネット。
お互いが上下なく結合している。川上と川下の関係ではない。
司令官を殺せば部下は何をしていいか分からなくなる、
そのような指揮命令系統ではない。
中心はないが、
何かひとつに注目すればそこを中心とみなしても話ができる、
そのようなつながり。
でも何かを探すためには
分類して整理したくなる。
それだと昔の知識体型になる。
分類整理を拒否して、
全文検索をするなんていうのは昔は無理に決まっていたが
最近はできる。
しかしそれでは能率が悪いことが分かって
出現頻度とかではなくて引用回数とかも参考にして
ゴミや重複を回避するようになっている
それでもグーグルは所詮クリエイティブではなくて
ヒエラルキーだ
グーグルが表示しているのは
いま自分が欲しいものではなくて
一瞬前までに他人がほしかったものである