1.現状 下部構造
情報ハイウェイ→
情報化社会
ネット社会
核家族化
塾
遊び場がない
年長者との遊びがない
ゲームで時間がなくなる
睡眠不足
朝食抜き それらの生活習慣間の変化
地域の崩壊
友人づきあいもネットや携帯での表面的なものだけ。
対人スキルの発達不全
少子化で王子様
ネット世界ではさらに主観的な王子様
好きな人だけとつきあえばいい
嫌いなものは回避するという原則が許されている子ども時代
2.精神的側面 上部構造
社会に押し出される圧力の低下、就職と結婚
いつまでもモラトリアムでかまわない
二人ともパートをしながら同棲している
しかし家庭を持つ都合があり就職して、自己愛性性格は不適応になる。
子供でいるうちはいい適応。しかし家庭を持って仕事をするとなると不適応。
接続がうくまいかない。
職場は自己実現の場所ではなくて、労働力の切り売りだった。
望まない人間関係に気を遣う場所だった。
なぜ自分がここで生活費を稼ぐのかまったく意味が分からない。
モラトリアム。自己愛性、→ディスチミア親和型うつ
社会に受け入れられない自己愛から社会に受け入れられるアイデンティティに変容させる仕事
自己愛性の要素の増加と、それを背景としたうつの特徴。
出来事に反応性がよい。しかし適応的なものではないし、多罰的であったりする。
ディスチミアに見えているのは、会社でだけ。
趣味の世界ではディスチミアを抜け出して生き生きとしている。
趣味を職業にするチャンスはない
最近の趣味は消費者的趣味、お客さん的趣味でしかない
学校と会社の段差の大きさには問題がある。
大学という環境と会社という環境が違いすぎる。
少子化で大学は変わり、法律改正で会社は変わった。
段差が大きくなった。
3.両者をつなぐ整合的な線
不明 実証性はない 物語として語ることはできると思う
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共感性があるならば対他配慮ができるはずで、
メランコリータイプのうつはそうだった。
陰性気分の持続+強迫性+精力性が基本で、これに対他配慮(協調性)が加わる。
現代型のうつ病では
陰性気分の持続+強迫性+精力性が基本で同じだが、対他配慮(協調性)は欠如している。
さらに精力性も強迫性も欠如している場合には、
陰性気分の持続だけが特徴となり、
これがそのままディスチミア親和型うつ病の特徴となる。
これは病前性格がナルシスティックまたはシゾイドに近く、対他配慮(協調性)を発達させていないからだと考えている。
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対他配慮・協調性・共感性が欠如しているのはなぜだろう。
そこの議論については、子育ての方面の人の意見が強い。子育てをテレビ・ビデオ・ゲームに依存している人があり、まず母親が赤ん坊の反応に情緒反応で返してあげることをしないから、そして、それをしないでも済んでしまうから、必要な時期(臨界期)に学習しないで通り過ぎてしまい、以後、学習の機会は永遠に失われるとする。説得力がありそうでなさそうで微妙なところである。実証研究は、もちろん、ない。たぶん当分、できない。
しかし、メディア漬けが問題視されていることは確かである。
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Reality Testingで
ナルシスティックとシゾフレニーとをくくる。
誇大性、賞賛されたいという欲求、共感の欠如と並べて、比較。
http://shinagawa-lunch.blog.so-net.ne.jp/2008-10-15-18