インターネットが情報ハイウェイというのは確かにそうだ
しかしそこを流れている情報の大半はがらくたかもしれないし
大半は子どもには見て欲しくない種類のものかもしれない
それらの情報が信号もなく走り回っているのだろう
検索エンジンと来たら
直接にお金を出す人、
検索エンジンで目立つように細工をできる人、
またはその細工の仕方をお金で買える人が
顔を並べる。
普通の道路を考えてみれば、
まず普通の子どもが子どもの心で歩いていて危険な目に遭わないように整備をするのが普通だ
アダルト系はそれなりの場所に集めるものだし
酔っぱらいが絡んでくるのも特定の地域の特定の場所であって
普通に歩いている子どもが絡まれることはない
詐欺だとか特殊な宗教とかその他特別な決心と知識を持ってあえて飛び込んでいくことが許される世界は
現実世界ではそれなりに区分されているものだと思う。
しかしインターネットではその入り口の区分が曖昧である。
ここからは別の区分であるという決意がなくても入れてしまう。
イトーヨーカドーのキティちゃんショップの隣に自殺サイトがあるようなもので、
どう考えてもとてもおかしい。
大人が見ればこれは詐欺だなと分かるサイトはどうなのだろう
手が込んでいないから詐欺と分かるはずで分からない方が悪いということになるのだろうか
こんなにも分かりやすい詐欺なんだから
引っかかった方が悪いというのだろうか
新聞紙面にさえわけの分からない広告が踊っているのだから
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情報をより分ける新人類が育つように教育するしかないのだろう
その頃までには信号もあり、棲み分けもしているネット社会にしたいものだ