失策 あとの祭り

2008年6月10日、イギリス銀行協会のグリーン会長が「投資銀行のレバレッジ金融モデルは破綻した。今後は預金集めの伝統的銀行経営に戻らざるを得ない」と宣言した。
そのあと北京でオリンピック。9月14日、投資銀行リーマンブラザーズ破綻。オリンピックの間はまずいという心理だったのだろうか。星野がどうとか言ってないで対策すれば良かった。
リーマンを救うには、600億ドル程度が必要だったが、これは米当局が出せない金ではなかった。米当局が、今回だけ「モラルハザード」に最後まで固執したのは、明らかな失策であると批判されている。グリーンスパンやバーナンキは自滅主義者つまり米覇権の自滅を画策する人たちと噂されている。
というわけで、あとの祭りである。Posto festum.