その人は自称リバタリアンで
つきあっていると特に悪い人ではないのだが
合理的と言えば合理的だ
何かを担保にして円を借りてそれを外貨で回せば利息が多く取れるし
それで株を買ってもいいので
それを数社にまたがっていろいろとやっていると
結局レバレッジをかけた取引のようになる
たいていかどうかは知らないが
その国の株が安くなれば信用できないということで
その国の通貨も安くなるようだが、
今回は見事に当てはまらず、
世界中の株が安くなり、
ほぼ全世界の通貨の価値も下がって、
円だけが高くなっている。
こういう特殊な局面だと、
株と外貨を担保にしている人は評価割れが起こる。
生命保険会社とか銀行とかと同じ。
担保を返してくださいということになり、
お金を補給するか、担保をそのまま差し出すかの選択になる。
そのリバタリアンはどっかからお金を補充してそれですむらしいが、
当てにしていた現金が滞ると、土地などの担保があっても、
お金が回らずひどいことになるらしい。