辛抱

かくして金融大変動の2008年10月も月末の31日を迎えた。
無能な個人としてはなすすべもなくただ見逃しの三振を続けている。

皆さんの資金繰りはどうだろうか。
とりあえず円も平均株価も何となく落ち着く傾向を見せているので
どうにか回ってくれればと思う。

もし回らなかったら、そのときも、そういう運命なのだと思って、
そんな人もこの時期には多いのだと思って、
我慢しよう。命だけあればいい。
だって世界では国そのものが破産状態でIMFの管理下に入るくらいで、
それが一つではない。

今後も、一本調子で元の状態に戻るかどうかは
予断を許さない。
少しの危機はまたあるのかもしれない。
おおむねは大丈夫だけれど、
少しの余震はあるかもしれない。
そのことにも備えておこう。
損切りになっても、必要経費だと割り切って、
ぎりぎりの綱渡りは今回だけはやめておこう。

命があれば何とかなる。
経験があるのだから、再起はできる。
簡単な話ではないのも理解できるが、
そこを何とかこらえて、
もう少しだけ辛抱しよう。