占いコンテンツ

占いサイトの運営者の話。
さすがに芸が細かい。

*****
 購買力が強い20-30代の女性の顧客を集めようと考え、対象となる女性を集めるフィルターとして占いサイトが活用できると思ったのです。

 会員の属性データを取得するのに占いサイトは有利です。占いの結果に反映されるので、顧客がうその回答をしないからです。年齢(生年月日)、住所、職業などの信頼性は非常に高い。極端な例ですが、不倫しているかどうかも聞けると思います。

プロフィルやサイトの利用履歴から、会員の行動パターンが分かります。例えば、金曜日にデートをすることが多いと思われる会員には、金曜日に「今日のラッキーカラーは赤」といったメールを送ります。データを生かしたサービスで顧客満足度を高めることで、サイトを退会する比率を下げました。

 もうひとつ、占いサイトの利用者の特徴として、退会すると別の占いサイトに移る傾向があります。血液型占いサイトをやめたら、星座占いサイトを探すのです。そこでさまざまな種類の占いサイトをたくさん立ち上げました。会員に自社のほかのサイトを勧めるメールを送ると、退会しても別のサイトの会員になってくれます。

携帯サイトの運営者としては電話会社が毎月会費を徴収してくれる公式サイトは非常にやりやすい。みなさん、携帯の料金は(滞納せず)ちゃんと払ってくださいますから。会員一人ひとりと直接契約して料金を徴収したら、大変なコストがかかります。

 今期はデコレーションメール(デコメ)とゲームを強化しています。画像や絵が使われたデコメを受け取った人は、文字だけのメールで返すのは少し恥ずかしい。だから徐々に広がっていきます。最近では子供からデコメをもらった親が入会するケースが増えているようです。iモードが始まって10年近くになります。親の世代も携帯コンテンツを使いこなしています。

 もうひとつはゲームです。ゲームといっても占いコンテンツの要素がある、恋愛シミュレーションゲームが中心です。物語のところどころに、自分の行動を選択する機会があり、その選択しだいで展開が変わり、違うストーリーが楽しめるというものです。

*****
なるほど。
恋愛シミュレーションものはすでにいくつか広告を見た。
こちらは
http://dream-farm.jp/p/index.php?dummyp=1
緑を育てようというもので、
なんだか実際に庭に植えたらいいように思うが
そうでもないのだろうか。

クリックを宣伝につなげて、
栽培したトマトやナスを最後には送ってくれれば、
何となくいいと思うが。