同調圧力と匿名度

たとえば電車内での同調圧力を考えるとして、
それぞれの個人がどの程度自分を匿名と思っているかということが
問題なのだと思う。
自分がどこの誰であるか知られている集団の内部では、
当然同調圧力を強く感じる。
匿名集団の中では同調圧力は弱くなる。

偶然電車に乗り合わせたとして、
自分は同調圧力をどのくらい感じるか、
他人は同調圧力をどのくらい感じるべきだと考えているか、
自分と他人の匿名度をどの程度と考えているかで、
ずいぶんと状況の解釈が違ってくるだろうと思う。

旅の人に同調圧力を感じて欲しいとはいわないだろう。