アメリカは金融規制強化できないと言い張る奴もいて
話を聞くとなるほどと思う
日本ではみずほのお金で財務省がノーパンしゃぶしゃぶで飲み食いしていたわけだけれど、
アメリカでは金融界の大物がそのまま政府高官になってしまうのだから
どうしようもない。
規制する人とされる人がほぼ一緒なのだから
どうなるかは目に見えている
目障りだといわれたので
目立たないようにやるだけだ
そうでないとしても
ストライクゾーンが決められれば
ぎりぎりのところに投げ込むわけで、
それがストライクかボールかアメリカの場合は訴訟になり
すったもんだするに決まっている
最初からすばらしい法律なんてできるわけがないし
法律の解釈をくぐり抜けるうまい手をこれまで編み出してきたのだから
これからもそうだろう
大麻はいけませんと言っても、
種を鑑賞するのだと言えば許されるとかの記事があったけれど
似たようなものだろう
さらにそれをクリアできて
すばらしい法律と行政と司法がそろったとして、
そんなところに会社が住みやすいはずはない
どこか居心地のいいところに移動するに決まっている
それは許さないと躍起になったところで、
朝鮮半島のことさえこんなことになっているのであり、
多分国家主権の範囲を超えることはできないだろう
だからだめなんだとその人は言っているのだが
だめかもしれないが一歩進めなければならない
というと
だからもっと徹底的に規制をゼロにして
各自が防衛するしかないという
おかしな金融商品を危険を承知で買った人が悪いという
分からないなら買わなければいいし
分かったつもりでだまされたのならその人が悪いので
どだいそんな個人の取引に国家が関与するものでもない
違法があったら訴訟で片付ければいいので
権力が事前に規制する発想は社会主義であって
それはいつまで経ってもうまくいかない仕組みだと分かっているわけだから
世界一のマーケットでありたいと思えば世界一自由である必要がある
どこにも自由にさせなり権力が発生して
たとえば世界政府のように統治を開始すれば別だけれど
そんなものは遠い夢だろう
それは分かった、
でも何とかならないのかというと
より一層の自由と自己責任
どう考えても原理的にこれしかないだろうという
いまは公的資金が欲しいから
規制強化に賛成みたいな顔をしているだけ
との見立てである
この理屈を論破できないのは
やはり時代の思想に汚染されているのだろう
Political Position
個人的にはこんな感じでアナルコ・キャピタリズムを理解しているつもり