全国各地にあるうまいものが
カタログに載って、送料を500円くらい上乗せされて販売されているのは
どう見てもおかしな感じがする。
まじめにおいしいものをつくっているなら
何よりも近所の人たちが食べたいはずだ。
そしてまじめに作っているからにはそれほど大規模な大量生産はしてしないはず。
ということは、
遠くの人が500円を支払って買うものとはいったいな人のだろう。
送料込みで2500円で遠くの誰か知らない人に食べてもらうよりは、
2000円で近くの顔見知りの人に食べてもらった方がいいのではないか。
近所の人はその製造のプロセスを知っているから安心して食べる。
そしてまた別の地域では地域の産物が地域の人によって消費される。
それが健全だと思う。
どこの誰が食べるものか分からないから、
その希薄な人間関係が背景にあるから、
いろいろな問題が生じる。
生産者の顔写真は分かるけれど、
消費者の顔写真も生産者に届ければよいのではないか。
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たとえば、地方から2000+500円で取り寄せのものを食べている人がいたとして、
工夫すれば、2000円で似たものが提供できるかもしれない。
送料500円の分が浮くし、新鮮だし、生産過程が見えるし、生産者と話ができるし、
消費者の声を聞きながら生産できる。